受診のタイミング
出産予定の1ヶ月ほど前までは治療や口腔ケアを行うことができますが、
状況によっては治療の制限があるケースもございますので、
下記の受診タイミングを目安にして下さい。
妊娠初期(妊娠4ヶ月頃)
妊娠初期には多くの人が経験する「つわり」があります。
嘔吐を繰り返したり酸性の胃液により歯に影響が出てしまい、口腔内の環境が悪くなりやすくなります。体質の変化なども多くむし歯になりやすい時期とも言われておりますので、「つわり」が治る、4ヶ月頃が妊婦歯科検診の良いタイミングになります。
妊娠中期(妊娠5ヶ月〜8ヶ月)
妊娠中期はいわゆる、安定期と呼ばれます。この時期になると赤ちゃんの状態も安定しており、妊婦歯科検診には一番おすすめのタイミングになります。
通常の歯科治療であれば問題なく受診することも可能なので、口腔内で気になるところがあるお母さんは、この時期に治療を済ませることをおすすめします。
妊娠後
妊婦歯科検診に行きそびれてしまった方は、出産後でも受診は可能です。
妊娠中は大きなお腹の状態で歯医者に通うのは大変、通うことが難しい状態などそれぞれに個人差はあり、大きな負担にもなりかねません。
特に、口腔内で変わった症状がない場合は出産後の落ち着いた時期に一般の歯科検診を受ける事も一つの方法です。